全日本剣道連盟 制定居合 四本目 「柄当て」
要義
- 前後に座っている二人の敵の殺気を感じ、
まず正面の敵の(1)[水月」に「柄頭」を当て、
続いて後ろの敵の「水月」を突き刺し、
さらに正面の敵を真っ向から切り下ろして勝つ。
注(1):すいげつ=みずおち
着眼点
- 柄頭が敵の水月に確実に当たっているか。
- 後ろの敵に対し、左手は鯉口を握ったまま、しぼりこむよううにへそ前におくり、右ひじを伸ばして突いているか
- 前の敵に対しては、刀を引き抜きながら頭上に振りかぶり、真っ向から切り下ろしているか。
稽古で指導されたこと
- 右足を踏み出しながら突かない。まず、足を踏み出ししっかり足元を固めてから、突く。
- 後をつく際は、鞘をぐっと下に。
- 回転は左足を軸にして、右足のひざが前に倒れてこないように。
- 前を向き、振り上げる際は手首を返しそのまま振りかぶる。(大まわししない!)
2011/8/3
- 柄をもってから腰をあげる。
- 突いてから、振りかぶるときは、気をぬかず、呼吸を入れながら振りかぶる。
2011/8/10