全日本剣道連盟 制定居合 五本目 「袈裟切り」
要義
- 前進中、前から敵が刀を振りかぶってきりかかろうとするのを逆袈裟に切り上げ、
さらにかえす刀で袈裟に切り下ろして勝つ。
着眼点
- 逆袈裟に切り上げたとき、刀をかえした右こぶしは右肩の上方になっているか。
- 左足を引きながら左手が鯉口を握ると同時に刀を袈裟に血振りをしているか。
稽古で指導されたこと
- 袈裟に切り上げたあと、手首だけでかえさない。柄を手のひらの中で転がすようにしてもちかえ、切りおろす体制に構えなおす。その際、腕全体を回転させ、さらに柄を手の中で転がす。
2011/8/3