全日本剣道連盟 制定居合 三本目 「受け流し」
要義
- 左側に座っていた敵が、
突然、立って切り下ろしてくるのを「鎬(しのぎ)」で受け流し、
さらに袈裟に切り下ろして勝つ。
着眼点
- 受け流しの体勢にて、上体をかばった姿勢になっているか。
- 左足を右足後方に引き、袈裟切りになっているか。
- 左こぶしはへそまえで止め、切っ先がわずかに下がっているか。
稽古で指導されたこと
- 立ち上がった時は足はイの字。だた、体はちゃんと正面にむけること。
- 左足はまっすぐうしろに引いて、角度は30度をKeep.両足が一直線に並ぶように。
- 座るときは、後ろの足を曲げてそのまままっすぐ下に腰をおとすように。ひざがまえにでてこないように。
- 右足を30度傾けるのは、体をさばいてあいての攻撃をかわすため。だから、足だけうごかすのではなく、体もちゃんと向きをかえること。
- 血振りの際は、左手のひじをしっかり伸ばす。
- 納刀の際、刀を立てるときは右手は緩く握りそのまま、なかで柄がまわるようにしておいて、左手で鞘をまわしてたてる。
2011/6/29
- 袈裟に切り下ろしたあと、内股を締める。納刀の際も緩めない。股がゆるむと、ひざが外を向いてしまうので注意
2011/6/12
- 首を傾げない。左上を見上げるときから、首が曲がってしまうので注意。
- 鯉口を切りながら左ひざを立てるとき、左足は右ひざと一直線の位置。
- 袈裟に切り下ろすとき、右肩がさがるので、注意。
2011/8/3